フィールドノートが10件見つかりました。

2018.05.23 mamoru
*2018年3月16日の公開収録音源は「プロジェクトアーカイブ#4」でお聞きいただけます。
2018.03.15 丸山晶崇
*「萩原さん」: 本ウェブサイトのウェブデザイナー萩原俊矢氏のこと*4分45秒〜: ここで紹介している成果物は「プロジェクトアーカイブ#1」を参照下さい
2018.03.09 芦部玲奈
 旅から戻ってきたあとに、旅立った者と残った者が、もう一度チームとしてリユニオンする時間がとても大切である。TRラボでは、旅から戻った直後にゆっくり両者が話せる時間を毎年設けていた。お茶をしながら、あるいは飲みながらでもいい、裏話たっぷりの報告会を開いて、旅情のお裾分けをしてもらおう。
2018.03.09 下道基行
”アウトプット”という言葉は「外に発表する/公表する」という意味。”インプット”に対する言葉。僕なりにアウトプットと聞いて浮かべる具体的なイメージを書くと……『旅をして文章を書いて本を出版する』とか『芸術家が描いた絵画をギャラリーで展示する』とか『ミュージシャンが曲をリリースする』とか、そんなことだろうか。でも、このような”…
2018.03.09 下道基行
ツアー旅行や仕事での旅行など目的地と目的地を最短で繋いで動く場合は、移動を時間やお金を中心に移動手段も考えるかもしれない。ただ、TRLabの場合、1人ではなく、何人かで移動し、新しい風景や人々との出会いから発見を呼び込み、共有し話し合いながら旅をすることを考えていたので、「移動する空間」がひとつ重要なポイントとなり、その結果、ワンボック…
2018.03.09 下道基行
旅によって移動するのは人々だけではない、情報も行き来している。どんな時代でも情報を持つ者は強者である。今はビッグデータを得る者たち、かつては旅人たちがそれを持っていたのではないか。100年以上も前の時代に、様々な外の土地の情報をもたらすふらりと集落に立ち寄る旅人たちは重要な“運び屋”だっただろう。 場所から動かない情報と出会う為に人が移…
2018.03.09 mamoru
みんなで旅や移動をしながら、同じ風景を見たり、同じ食べ物を食べたり、または先ほど食べた食事や出会った人々の事を思い出しながら、思いつくままに会話することは多い。すると、それぞれが見ている感じている部分や持っている情報が全然違うことに驚かせれると同時に、その時交わされる他愛もない会話の中から、化学反応が起こり、新しいアイデアや理解が生み出…
2018.03.09 下道基行
『やりたくないのに、いつも絶対にやってしまうことは?』そんな質問を受けたことがある。その時『寝ること』と答えた。 旅する中で、「移動」を線とするなら「宿」は点。その点と線とを繋ぎながら旅のスケジュールを考えて行く。そして、1日1日宿泊先がなければ旅は成立しない。もし「移動」でお金が無ければ歩けばいい、ただ、雨の日や寒い日、知らない街でも…
2018.03.09 下道基行
民俗学者の宮本常一の出生の地、山口県周防大島の博物館には、彼の撮影した写真がファイリング/アーカイブされており、その多くを見ることができる。彼の写真ファイルが並べられた本棚は1日がかりでも見ることはできない。無数の写真に埋もれて時間旅行をすることはこの上ない贅沢な時間だった。写真家が大量に写した写真から1枚を選び出し作品にするのとは違い…
2018.03.09 下道基行
小笠原諸島へは基本的に船でしか行く事ができない。東京のビルが立ち並ぶ港から船に乗り父島へ向かう。到着するまでは24時間もかかる。このご時世、飛行機なら地球の裏側まで行けてしまう時間。 小笠原諸島に人々や物資を運ぶ船は「新おがさわら丸」。6日に1便。東京湾を出ると船内では、すぐに携帯電話が繋がらなくなる。船内の人々がスマホを手から放す。三…