フィールドノートが8件見つかりました。

2020.01.10 mamoru
このフィールド・ノートを執筆している2019年1月10日時点において、旅するリサーチ・ラボラトリーはWebを立ち上げた2018年5月以降イベントなどを行ってはいないのだが、事あるごとにミーティング(だいたいオンライン又は海周辺)を重ねている。最後のイヴェント時にセミ告知した企画は今のところまだ実現のめどがたっておらずそのことはまたいずれ…
2018.03.15 丸山晶崇
*「萩原さん」: 本ウェブサイトのウェブデザイナー萩原俊矢氏のこと*4分45秒〜: ここで紹介している成果物は「プロジェクトアーカイブ#1」を参照下さい
2018.03.09 下道基行
”アウトプット”という言葉は「外に発表する/公表する」という意味。”インプット”に対する言葉。僕なりにアウトプットと聞いて浮かべる具体的なイメージを書くと……『旅をして文章を書いて本を出版する』とか『芸術家が描いた絵画をギャラリーで展示する』とか『ミュージシャンが曲をリリースする』とか、そんなことだろうか。でも、このような”…
2018.03.09 下道基行
松本人志が昔よくラジオ番組で「プラスマイナスゼロ論」というのを話していた。例えば、芸能人がすごく有名になるというプラスが起こるとその逆に街を普通に歩けなくなったり恋愛もできなかったりネットで誹謗中傷の対象になったり…と反対のベクトルが起こる……という、しかもそのプラスが大きければ大きいほど逆も大きい、という話だ。【移動する方法】を考える…
2018.03.09 mamoru
例えば誰か有名な科学者の偉大な発見か何かのドキュメンタリーを作る時に、その科学者が仲間か兄弟か妻か誰か近しい人に送った手紙の一節を引用するのはよくあるパターンだろう。特別な手紙には世紀の発見につながるアイデアが生まれた瞬間や、論文には含まれ得なかったプロセスや意外な事情が刻まれている可能性があるし、ある程度の状況をふまえれば、鮮やかに意…
2018.03.09 mamoru
みんなで旅や移動をしながら、同じ風景を見たり、同じ食べ物を食べたり、または先ほど食べた食事や出会った人々の事を思い出しながら、思いつくままに会話することは多い。すると、それぞれが見ている感じている部分や持っている情報が全然違うことに驚かせれると同時に、その時交わされる他愛もない会話の中から、化学反応が起こり、新しいアイデアや理解が生み出…
2018.03.09 mamoru
リサーチトリップの終わりには長い道のりを走りきったという強烈な感覚がともない、やりきった様な気になる。ともすればそこで燃え尽きてしまいそうになることもあるが、プロジェクト全体としてはある段階が終わっただけであって最終的なリサーチのアウトプットへむけて、プロジェクト自体はそこから折り返しの行程が続く。本当のゴールはプロジェクトの最終的なア…
2018.03.09 下道基行
民俗学者の宮本常一の出生の地、山口県周防大島の博物館には、彼の撮影した写真がファイリング/アーカイブされており、その多くを見ることができる。彼の写真ファイルが並べられた本棚は1日がかりでも見ることはできない。無数の写真に埋もれて時間旅行をすることはこの上ない贅沢な時間だった。写真家が大量に写した写真から1枚を選び出し作品にするのとは違い…